ガールスカウトでは進級をフライアップといい、節目としてフライアップ式をおこないます。この日は、島留学に行っていたガールスカウトのおかえりなさいのお楽しみ会とブラウニー(小学低学年の部門)のフライアップ準備集会を合同でおこないました。
少し肌寒かったので、まずは、寿司桶フリスビーと本物のフリスビーのフリスビー対決で体を温めます。やっぱり、寿司桶はあまり遠くに飛びませんでした。「捨ててしまうので、試しに遊んでみよう!」とリーダーの発案でした。
公園は、八重桜が満開で、花びらを拾って降らせて遊んだり、花びらを葉でくるんで桜餅に見立ててみたりと春ならではの遊びをしました。また、外で思い切り遊ぶのは久しぶりなのもあり、滑り台やかけっこなども楽しみました。
ひとしきり遊んだあとは、ロープワークです。基本の「本結び」のあと、ジュニアになったらできるようになってほしい「もやい結び」に挑戦です。
もやい結びを自分の体に結んだあと、みんなでロープでつながって引っ張り合いもしました。
- もやい結び…人命救助にも使えるほどけにくい結び方。船を係留するためによく使われていることからこの呼び名です。ロープワークはキャンプの基本でガールスカウトの大事な技術の一つです。
- えび結び…見た目が海老のように見えるので、この呼び名です。使わないときには、掛けておくことができ、使うときには、下から引っ張るとするするとすぐにほどけるので、収納に便利です。そして、難しさから、きれいに結べるようになりたいとガールスカウトたちが憧れる結び方でもあります。
続いては、だるまさんがころんだ神経衰弱に挑戦。各自が手書きで書いたペアのカードを鬼が「だるまさんがころんだ」と言っている間だけひっくり返して揃えたら集めてその数を競います。
楽しい集会はあっという間、次はフライアップ式です。毎年、ガールスカウトみんなの成長が楽しみです。
私たちの団では、毎回の集会の大まかなやることは決めていますが、当日のガールスカウトたちがやりたいことを優先しています。そのときどきに思い、気づくことから少女たちの創造性や自主性を伸ばしています。
当団では、いつでも見学を受け付けています。お気軽にお問い合わせください。