7/12(日)毎週恒例のオンライン集会には、オーストラリアに引っ越したガールスカウトも参加してくれています。オーストラリアのロックダウンの話やおうちにあるものしりとりでも、ガロンサイズの大きな牛乳など、日本とは違うことが多いことに気づきました。そこで、オーストラリアでの生活と日本の生活がどんな風に違うか紹介してもらう集会をすることになりました。

クリックで画像拡大

オーストラリアは世界地図で見ると、南半球側にあります。そのため、季節は日本と逆で、今は秋だそうです。
日本と比べるととても大きい国です。

とある1日の様子

朝はゴミ出し

専用のゴミ箱に入れて、おうちの前の歩道に出しておきます。とっても大きいゴミ箱ですが、歩道がとても広いのでおいても大丈夫だそうです。
日本ではゴミ収集車に人が積み込みますが…

動画のように、オーストラリアではトラックからアームが出て、自動的に収集してくれます。見ていた日本のガールスカウトたちはこの動画にびっくり!

小学校に行く

彼女は、English Language School(ELS)に6ヶ月通ったあと、現地の公立の小学校に通っています。
オーストラリアの小学校は1月から開始。年長さんから小学校に通い始めるそう。宿題はなく、オーストラリアでは子どものころは勉強をしない。あそぶこと・スポーツが大切という考え方。授業に体育の時間とは別にダンスの時間もあるそう。
男の先生が髪が長かったり、髪が長い男の子も、短い女の子もいたり、ピアスもマニキュアも全部自由です。
学校はとにかく広い。

小学校2年生までは必ず親が送り迎え。家に1人でお留守番もダメ!1人で外遊びもダメ!
オーストラリアは安全だけど日本よりも厳しい。

制服は公立の日本と違って帽子もジャンバーもカバンも全部決まっています。
カバンはこんなに大きいのに、お弁当箱と水筒だけ。勉強道具も文房具*も持っていかない。教科書はなし!
*文房具は学校が貸し出してくれるものを使用。

クリックで画像拡大

1日に3回も食べる時間があります。写真は平均的な大きさのお弁当箱ですが、彼女はおなか一杯なので、お昼休みにはおにぎりだけを持って行っているそう。

学校が終われば公園

日差しが強いので、公園には必ず日よけの屋根があります。(小学校の遊具にもついています。)

遊具がとても大きいので、保護者さんはちょっと心配だそうです。ただ、遊具の下には木のチップが敷き詰められて安心。このチップも季節ごとに入れ替えられていて、いつも、ふかふか。

遊んだあとはお買い物!

スーパーもとても大きいです。

種類が多い!これ全部牛乳
クリックで画像拡大

 

色んな人がいるから、宗教や好みにあわせた品ぞろえ。
左はコーヒー。右はパスタ

野菜や果物は「量り売り」が多い

そして習い事

オーストラリアは水泳が有名です。人口が少ないので少人数制で、丁寧に教えてもらえます。
オーストラリア式はいつでも遊びながら!「おぼれたときにどうする?」などを実際に体験して学びます。

番外編 お休みの日

オーストラリア人は散歩が大好き。浜辺に並んでいるこのカラフルな小屋は、「Beach Bathing Box」と呼ばれています。この小屋は個人所有で、日本では、外国の車に乗ったり、別荘を持ったりするようなものだそうです。(所有することがステータス。)水着に着替えたり荷物を置いておく場所として活用されています。

近所のビーチを散歩してるとこんな野性的な場所も。

ちょっと郊外にいくと野生動物にも出会えます。
左はCockatoo(和名:キバタン)、体長は40~50cmぐらいあるオウムの一種。右はカンガルーです。


日本のガールスカウトたちは、学校生活がとてもうらやましいと連発していました。また、スーパーの様子や景色などから日本との違いに驚いていました。オンライン集会のおかげで、距離を超えて、海外を知ることができました。
オーストラリアのメルボルンは、再び、ロックダウンに入ってしまったそうです。ガールスカウトのおきて「3.私はすべての人の友達となり、他のガールスカウトとは姉妹です。」とあるように、離れていてもオンライン集会でお互いに励ましあい、助け合っています。